同じ車で同じ車種でも、車を外に出しているのか、室内に保管しているのかや、経年劣化で、車のそのもの元々の色が微妙に変化してきます。愛車のドアをぶつけた、そして新品のドアを交換で取り付けた場合、ドアだけがピカピカで違和感がある、車体全体の色と合っていない、マッチングしていないということが頻繁に発生します。
もちろん当社はプロですのでその状態で納品することはございません。
全体の色と、修理箇所、交換パーツの色を周りと同化させ、違和感の無い様にするのが塗装の技術でございます。この技術も板金同様、経験と知識がとても大事です。創業40年超えのキャリアがモノを言います!


一般的な塗装作業

塗装作業は、車体を板金した後に、車体にマッチした色を塗装して、板金をしていない周りの車体の色と馴染ませて、塗装部分と塗装していない部分の境界の認識が分からない状態にすることです。
ほとんどの金属は、空気の中の酸素に触れると錆びてしまう性質を持っています。特に鉄は表面のサビが内側に向かって進行する性質があるので、塗装はただ見た目の美しさだけではなく、車体の劣化を抑えて長持ちさせる意味も多分にあります。
塗装作業は主に「下地処理」「塗装工程」「磨き」の3つです。

1.下地処理

下地処理は、鈑金後に出来てしまった大なり小なりの凸凹を、平面もしくはボディのラインと同じようにキレイにし、その後、鈑金後のボディ表面にパテを塗って後に研磨して、そして錆を防止し、耐水性向上のためにサーフェサー(下地塗料)を塗る作業を示します。


2.塗装工程

言葉の通りですが、車の色を調合して車のボディの表面に塗っていく作業です。車には経年劣化や保存状況による色のブレがありますので、それを目視して、最適な色を調合し塗っていきます。他にも注意する点として、外で自然光に照らされた際の光の反射などにも気を配ります。最終的に破損前の色に近い色が出てきます。


3.磨き

塗装の際に付着してしまった、小さな塵やホコリ、ゴミ等を除去し、表面をさらに磨いて塗装面をなめらかにしていく作業です。磨きには主にサンドペーパーを使用します。粗目のタイプから徐々に細かいペーパーに切り替えていって、最終的には細かい部分まで塗装・研磨ムラの出ないように丁寧に磨きあげると塗装作業は完了します。



簡単に上記にまとめましたが、塗装もとても奥が深い業務です。一般の人では塗装した場所が分からないかもしれませんが、プロが見ると、「あ~この人の塗装はヘタだな」とか、「この人の塗装は上手いな!」とか、よく思ったりします。もちろん当社の仕上がりは、プロの人から見ても一定の高得点がいただけるようなレベルの高い塗装をしておりますので、塗装におきましても、ぜひモーターハウス土屋をご指名ください! もちろんお見積無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ!

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